弦楽合奏団アカンサスIIコンサート
2024年5月24日(金)19時開演
<プログラム>
森田泰之進:コントラバスと弦楽のための『響・層・極』(世界初演)
コントラバスソロ 山本昌史
ドヴォルザーク:セレナーデ Op.22
弦楽合奏団アカンサスII
1967年に芸大生によって《アカンサス》として結成された弦楽合奏団。数年後、メンバーそれぞれが世界各地に活動拠点を置くようになり、活動を一旦休止する。2007年に再びメンバーが集結、《アカンサスII》を立ち上げ活動を再開した。年約2回の定期公演では、若手実力派のソリストを迎え、弦楽合奏曲のスタンダードレパートリーだけでなく、弦楽四重奏曲のオーケストラ版など、多彩なプログラムを展開している。
コンサートマスター:大川内弘(元日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター)、村上和邦(元コンセルトヘボウ)
森田泰之進 Yasunoshin Morita
作曲を松平頼暁、Frédéric Durieuxの各氏に師事。これまでに日本現代音楽協会作曲新人賞、ヴァレンティノ・ブッキ賞(イタリア)など受賞多数。2013、2023年ISCM世界音楽の日々(ウイーン、南アフリカ)入選、2017年ISCM世界音楽の日々(ヴァンクーヴァー)招待作曲家。 日本現代音楽協会理事。
森田泰之進:コントラバスと弦楽のための『響・層・極』
Concerto for Double Bass and Strings "Acoustic Layers ... Extreme "
2024年1月に行われた、山本昌史コントラバス・ソロ- The Unplugged Theatre- にて演奏されたコントラバス独奏曲『速驚曲第3番』をもとに作曲された。弦楽合奏の伴奏が加わり、独奏部はさらに進化。ボトルやマレットなど小道具を効果的に使い、即興部分も随所に見られ、新しいタイプの協奏曲になる予定である。コントラバス協奏曲としては演奏時間が長めで、30分弱の大曲となる。